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Channel: リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい?
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リニア工事入札で不正か

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夕食時にテレビをつけてビックリしました。何がなんだか分かりませんが、とりあえず配信された順にコピペしておきます。 


NHK NEWS WEB 12月9日 13時03分
リニア関連工事の入札 不正疑いで強制捜査
 

10年後の開業を目指して建設が進められている、リニア中央新幹線に関連する建設工事の入札をめぐって不正が行われた疑いがあるとして、東京地検特捜部は偽計業務妨害の疑いで関係先として大手ゼネコン「大林組」の本社などを捜索し、強制捜査に乗り出したことが関係者への取材でわかりました。特捜部は巨大プロジェクトの建設工事で不正が行われた疑いがあると見て、幹部から任意で事情を聴くなどして、実態解明を進めるものと見られます。

リニア中央新幹線は、東京・大阪間を1時間余りで結ぶ総工費およそ9兆円の巨大プロジェクトで、JR東海が建設主体となり10年後の2027年に東京・名古屋間を、2045年までに東京・大阪間の全線を開業する予定で建設が進められています。

このリニア中央新幹線に関連する建設工事の入札をめぐって不正が行われた疑いがあるとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害の疑いで関係先として大手ゼネコン「大林組」の東京 港区の本社などを捜索し、強制捜査に乗り出したことが関係者への取材でわかりました。

大林組はJR東海からリニア中央新幹線の複数の建設工事を受注していて、特捜部は関係する資料を押収したものと見られます。

特捜部は巨大プロジェクトの建設工事に絡んで不正が行われた疑いがあると見て、大林組の幹部から任意で事情を聴くとともに、捜索で押収した資料を分析し、実態解明を進めるものと見られます。

大林組「捜査に全面協力」
NHKの取材に対し、大林組は「きのう東京地検特捜部から捜索を受けたことは間違いありません。捜査中のため、詳細については回答を差し控えますが、特捜部の捜査には全面的に協力して参ります」とコメントしています。


JR東海「驚いている」
これについてJR東海は「報道で把握したばかりであり、大変驚いている。当社としては何も承知していない」とコメントしています。


時事通信 12/9(土) 13:41配信
リニア工事入札で不正か=大林組を家宅捜索―偽計妨害容疑・東京地検
 
  
 10年後の開業を目指すリニア中央新幹線の関連工事をめぐり、入札で不正が行われた疑いが強まったとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害容疑で、大手ゼネコン「大林組」の本社(東京都港区)など関係先を家宅捜索したことが9日、関係者への取材で分かった。

 特捜部は巨大プロジェクトを舞台とした不正疑惑について、押収した資料の分析を急ぎ、同社担当者らから事情を聴くなどして実態解明を進める。

 関係者によると、捜索は8日から9日未明にかけて行われた。特捜部は、大林組などが受注した複数工事の入札で不正が行われた疑いがあるとみているもようだ。

 リニア中央新幹線はJR東海が事業主体となり、東京―大阪間を最速約1時間で結ぶ計画。総工費約9兆円で、一部は独立行政法人が公的資金を貸し付ける。2027年に東京―名古屋間、その後東京―大阪間の全線開業を予定し、14年に建設工事が着工した。

 JR東海によると、大林組は東京側の発着駅となる品川駅の新設など計4件の工事を共同企業体(JV)で受注した。

 大林組は1892年創業。17年3月期の連結の売上高は約1兆8700億円で、清水、鹿島、大成とともに「スーパーゼネコン」の一角を占める。07年には名古屋市発注の地下鉄工事や大阪府枚方市発注の清掃工場建設工事をめぐる談合事件で、元顧問らが起訴された。


産経新聞 12/9(土) 13:53配信
リニア中央新幹線関連工事の入札不正 東京地検特捜部が大林組を捜索
 

 平成39年の開業に向け工事が進められているリニア中央新幹線に関連する建設工事の入札に不正があった疑いがあるとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害容疑で、ゼネコン大手の「大林組」(東京)の強制捜査に乗り出したことが9日、関係者への取材で分かった。特捜部は8日から9日未明にかけて同社本社などを家宅捜索。押収した資料を分析し、同社幹部から任意で事情を聴くなどして実態解明を進める方針だ。

 関係者によると、大林組はリニア中央新幹線に関連する建設工事の入札をめぐり不正が行われた疑いが持たれている。

 東京(品川)-大阪間を67分で結ぶ計画のリニア中央新幹線の総建設費は約9兆円。先行開業となる品川-名古屋間の86%、約246キロメートルがトンネル区間となる。山岳部では時速500キロというリニアの性能を生かすため、山を貫いて直線的に軌道を敷き、都市部では地権者への補償が不要となる「大深度地下」を利用し建設が進められている。

 JR東海によると、大林組の共同企業体(JV)は、リニア関連工事で品川駅・南工区(東京都港区)▽東百合丘非常口(川崎市)▽名城非常口(名古屋市)▽名古屋駅・中央西工区(同)-の4工区の工事を受注している。

 JR東海の担当者は「報道で把握したばかりで何も承知していない。情報を集めている」と話した。大林組の担当者は「当社としては東京地検の捜査に全面的に協力していく」とした。

 偽計業務妨害罪は刑法233条に規定しており、嘘の情報を流したり、他人を欺いたりして業務を妨害した場合に適用される。嘘の通報を繰り返して業務を妨害した場合も該当する。法定刑はともに3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。


朝日新聞 12/9(土) 14:14配信
リニア工事で不正入札の疑い、大林組を捜索 東京地検 

 リニア中央新幹線の建設工事に関する入札で不正があったとして、東京地検特捜部が8日、偽計業務妨害の疑いでゼネコン大手の大林組本社(東京都港区)を捜索していたことが関係者の話でわかった。

 特捜部は8日午後から9日未明まで大林組本社などを捜索し、関連資料を押収した。今後、資料をもとにゼネコン関係者から事情を聴き、不正な入札の実態解明を進める。

 JR東海は2027年に品川―名古屋間のリニア開業を目指し、事業費を5・5兆円と見込んでいる。同社によると、これまでに22件の工事契約を締結。このうち大林組が参加する共同事業体が15年10月~16年11月に、品川駅や名古屋駅などの建設工事4件を受注していたという。


朝日新聞 12/9(土) 17:20配信
リニア不正入札容疑で大林組に捜索 工程にも影響ある? 

 リニア中央新幹線の建設工事に関する入札で不正があったとして、東京地検特捜部が8日、偽計業務妨害の疑いでゼネコン大手の大林組本社(東京都港区)を捜索していたことが関係者の話でわかった。

 JR東海は「報道で把握したばかりであり、大変驚いている。当社としては何も承知していない」とのコメントを出した。同社によると、リニア中央新幹線の建設をめぐり、これまでに締結した工事契約は22件。このうち品川駅や名古屋駅の建設など4件で、大林組が参加する共同企業体が受注している。

JR東海は「報道で把握したばかりであり、大変驚いている。当社としては何も承知していない」とのコメントを出した。

 同社は、リニア中央新幹線の品川―名古屋を2027年に、名古屋―新大阪を最速で37年に開業させる計画だが、もともと「余裕のない厳しい工程」(柘植康英社長)。捜査がスケジュールに影響を与えるかどうかが注目される。

 工事が始まっている品川―名古屋は、286キロのうち9割近くがトンネル。中でも南アルプスを貫くトンネルは難工事が予想されているうえ、自然環境への影響をめぐって静岡県と対立している。

 品川―名古屋で約5千人にのぼる地権者との交渉や工事で出る土の処理も課題となる。残土は東京ドーム約45杯分という。

朝日新聞 12/9(土) 20:56配信
リニア、五輪後も続く「魅力的な工事」 談合復活の疑い 

リニア中央新幹線の建設工事に関する入札で不正があったとして、東京地検特捜部が8日、偽計業務妨害の疑いでゼネコン大手の大林組本社(東京都港区)を捜索していたことが関係者の話でわかった。大阪府枚方市の官製談合事件で社長が引責辞任してから10年。スーパーゼネコン大林組に、不正な入札の関係先として、再び強制捜査のメスが入った。舞台となったのは巨大プロジェクトでもあるリニア中央新幹線をめぐる工事。関係者には動揺が広がった。

 スーパーゼネコンと呼ばれる大林組、鹿島、大成建設、清水建設の4社が、制裁強化の改正独占禁止法が施行される直前の2005年12月に談合決別宣言を行って以降、日本各地の建設談合組織は事実上の活動停止に追い込まれた。

 だが、それでも談合を継続していた名古屋市発注の地下鉄延伸工事では07年に検察当局、公正取引委員会が摘発に乗り出し、談合の仕切り役だった大林組名古屋支店元顧問らが逮捕、起訴される事態となった。さらに、大林組は大阪府枚方市の清掃工場建設工事の談合事件でも摘発され、当時の社長が引責辞任した。

 その後、ゼネコン各社による談合は根絶したとみられていたが、公共事業費の減少で苦境にあった建設業界で、11年3月の東日本大震災による復興・復旧工事が急増。首都圏での再開発やインフラ整備も増加し、複数の業界関係者が、大手ゼネコンを中心とした受注調整など不正入札が復活した疑いを指摘する。スーパーゼネコン幹部は「1千億円超の大型工事が増えると工事にかかる資金負担が可能なスーパーゼネコンが受注の中心になり、スーパー同士が調整しやすい入札になっている」と証言した。

 今年9月には、総工費1兆6千億円で建設中の東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル拡幅工事4件で発注元と業者の契約手続きが中止された。4件をそれぞれ受注したのは大林組などスーパー4社の共同企業体。発注元が調査を進めた結果「談合などの疑義を払拭(ふっしょく)できず、契約の公平性を確保できないおそれが生じた」と公表した。

 スーパーゼネコン4社の17年3月期決算では、東京五輪がある20年に向けた大都市の再開発ラッシュなどを背景に純利益が2年連続で過去最高を更新する好況ぶりだ。だが、業界内では「ピークは五輪直前まで」の見方が多い。ゼネコンにとってリニア事業は五輪後も続く、魅力的な工事だ。

 ただし、今回の捜索は偽計業務妨害容疑で、不正入札の疑いが大林組だけにとどまるものか、他の受注各社も関与したものかは現段階では判然としていない。

 総事業費9兆円とされるリニア中央新幹線の入札でどのような不正があったのか。特捜部による全容解明が期待される。



産経新聞記事によると、捜査を受け大林組は品川駅南工区を担当しているとのこと。品川駅といえば、ここの入札は、本格的工事の第一弾として注目を集めたものの、どういうわけか不成立に終わったことを思い出しました。何か関係があるのでしょうか・・・?

入札は不調だった。先方の予定価格に合わなかったということだ」(大手ゼネコン関係者)――。
 総工費5兆5235億円。東海旅客鉄道(JR東海)が威信をかけて取り組む超弩級プロジェクト、リニア中央新幹線計画。
 その第1弾、東京側のターミナル駅となるリニア品川駅の建設工事の入札がこのほど行われた。スーパーゼネコンを含む複数社が応札したもようだが、結果は関係者の言葉どおり、不調となった。JR東海の予定価格よりも、札を入れた全社の提示した価格が上回ったというわけだ。
「週刊ダイヤモンド 2015.6.8
 五輪特需に沸くゼネコン業界に忍び寄る“宴の後”の正体」より


静岡の場合、環境保全対策も安全対策も補償も決まらず、ゆえに地元との合意成立の目途も立っていないのに施工業者を決めて説明会を実施した、という不思議な状況にあります。これに対し県知事筆頭に各方面から強い不満・批判が出ているのだけど、こんな報道を見るにつけ、何か裏でおかしなことが行われているのかも、と思ってしまうのであります。


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