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Channel: リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい?
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不審点だらけの「第四南巨摩トンネル」着工…ムチャだろう

山梨県富士川町と早川町とをまたぐ第四南巨摩トンネルの西工区について、建設工事が来意年春から始まることになったそうです。以下、NHK山梨の報道です(12月15日)。リニア中央新幹線の建設をめぐってJR東海は、巨摩山地を貫く「第四南巨摩トンネル」のうち、西側のおよそ2.6キロの区間について、来年春から着工することを明らかにしました。「第四南巨摩トンネル」は、巨摩山地を貫く富士川町から早川町までの全長およ...

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年始に思う・・・半世紀前の構想が半世紀後に受け入れられるの?

あけましておめでとうございます。新年早々、ブツクサと文句ばかりでスタートであります。今年はリニアの名古屋開業まであと10年とされております。なんだか知りませんが、今までリニア計画は西暦の一桁が7となる年に、大きく動いてきたように思えます。過去を振り返ると、1967(昭和42)年8月31日...

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山梨版評価書は誤りじゃないのか? 第四南巨摩トンネルと保守基地連絡路のナゾ

何やら不審点の多い山梨県の第四南巨摩トンネル。各種資料を整理してゆくと、どうも単なるトンネルではない、巨大地下構造物になっているように思えます。こちらは甲府盆地から南アルプスにかけての縦断面図になります。普通の地図と異なり、右が西(名古屋方)になります。トンネルの位置関係...

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第四南巨摩トンネル 水収支解析で都合の悪いデータを隠していると思うのだ

第四南巨摩トンネルの西工区について、今月中にも工事を始めるとのこと。しかし残土の搬出先が決まっていない現状には変わりなく、やはり既成事実としての工事開始となりそうです。ところでトンネルを掘れば地下水が湧き出し、地上の川や湧水に影響を及ぼすかもしれないという懸念があります。実際、山梨実験線の建設では、複数の川を干上がらせてしまっています。第四南巨摩トンネルは大柳川流域をくぐり抜けることから、大柳川流域...

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矛盾だらけの大井川導水路案は実現不可能であろう

JR東海が、事業認可後に出してきた以下の事項・大井川の流量減少対策としての導水路案 ・燕沢への大規模発生土置設置計画 ・工事用道路トンネルの位置変更(4㎞)...

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南アルプス大量残土置き去り計画~土石流の堆積場を残土で埋め尽くす

前回に引き続き、JR東海が静岡県に送付した事後調査報告書の問題点です。今回は燕沢平坦地での発生土処分計画について取り上げます。全国紙などでは、「静岡市や静岡県の要望を受けて発生土置場を変更した」というJR東海の主張をそのまま流しているものをみかけます。しかし環境影響評価の段階でJR東海が出してきた案は「標高2000mの稜線上まで山の中をくり抜き。ベルトコンベヤで運搬して積み上げる。」という、到底、許...

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大井川源流部で川が消滅するんじゃないのか? ~導水路は環境保全に約立たない!

大井川での流量減少予測に対し、導水路ではどうしようもないという話です。元に戻せない問題なので、むしろ、こっちのほうが深刻かもしれません。添付図表1は、現況と導水路完成後の流量予測値を比較した図です。事後調査報告書ではモノクロですので、大井川水資源対策検討委員会の資料からカラー版を貼り付けておきます。添付図表1 南アルプスでの工事概要次の図表2の位置関係を見るのに参考にしてください 添付図表2...

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平成29年版事後調査報告書(導水路案・工事用道路トンネル案・盛土計画案)のおかしいところ

「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【静岡県】平成26年8月」に基づく事後調査報告書(導水路トンネル等に係る調査及び影響検討結果)という、バカみたいに長ったらしい題名の報告書にういて、問題点をまとめました。【水環境】...

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リニア3兆円財政投融資は保安林解除のためだったりして

南アルプストンネルの静岡県側では、まるっきり環境保全に役立たない環境保全計画がJR東海から出され、それに対して静岡市長より大幅修正を図るよう県知事に対して意見書が出されました。果たして本気で工事を行うつもりがどこまであるのだろう?と思わざるを得ません。しかし同じ南アルプストンネルの長野県側では、既に昨年11月に”起工式”が行われたのに続き、このほど非常口工事のためとして、農林水産大臣より保安林解除の...

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大井川の流量減少問題とは、いつから認識されていたのだろうか?

先週金曜日、「ストップリニア!訴訟」の第3回口頭弁論が開催された。私自身が関わっているわけではないけれども、被告の国土交通省に対し、裁判官が鋭い質問を投げかけたらしい。以下、この質問についての弁護士のコメントを、樫田氏のブログより引用させていただく。法律論として、事業認可の前段階の建設指示や手続きに違法があれば(十分な安全性の議論がなされていなければ)、今回の事業認可手続きの違法性につながるんですか...

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大井川の流量減少問題とは、いつから認識されていたのだろうか? ~~川勝平太静岡県知事の場合~

果たして大井川の流量減少問題とは、いつから関係者の間で認識されていたのだろうか?という疑問の続きです。前回書いたように、昭和49年7月に運輸大臣から国鉄に対し、南アルプスでの地形・地質調査をおこなうよう指示が出されました。国鉄民営化も鉄道総合技術研究所、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が引き継ぎ、運輸省が国土交通省となっても続けられました。JR東海の説明では、大井川での流量調査とは、その一環であったと...

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大井川流域の全世帯の水使用の状況を調べねばならない?

水資源に影響を及ぼすおそれのある工事を計画している際には、工事をする前に次のような事項を調べろということになっているらしい。環境影響評価書資料編より...

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ナゾだらけの早川芦安連絡道路 ~2027年名古屋開業はムリであろう~

山梨県が早川町に出される329万㎥の発生土の大半を処分し、合わせて道路建設も可能な”一石二鳥”として事業計画を決定した早川芦安連絡道路。南アルプスの山深くに位置する早川町と甲府盆地とを直結する道路であり、交通不便な同町にとっては長年の悲願だったそうで、目的自体はまことに結構なのですが、どうも調べると疑問に感ずるところが多々あります。この計画は、早川町最北端と甲府盆地側の南アルプス市芦安地区とを結ぶ全...

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河川法施行令第16条の4「何人も河川を損傷してはならない」

JR東海の主張は、「大井川の水が2㎥/sトンネルに吸い込まれるおそれがあるとしているが、トンネルから地上に向けて延々12㎞の排水トンネルを設けるので、下流の水利用には影響が出ない」というものである。ところで、この行為が河川法でどう扱われるのか、さっぱり分からないのである。常識的に考えて、川の水を減らす行為とはすなわち、川の水を使うことである。河川法によると、水を使うために川から水を引き込む場合は、下...

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無人地帯で環境保全のための迂回トンネルを造るなら大鹿村だってつくるべきじゃないのか?

南アルプスの静岡市側に計画されている工事用道路トンネルについての疑問です。添付図表1 南アルプスの工事関係図図中央の緑点線が工事用道路トンネル この工事用道路トンネルとは、大井川最上流部の西俣(川の名前)の斜坑(非常口)と、燕沢発生土置場とを結ぼうというものです。環境影響評価書公表時から発生土置場の位置が変更されたため、工事用道路トンネルの位置も変更されました。添付図表2...

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大井川源流部で川が消滅するんじゃないのか? ~導水路は環境保全に約立たない!

大井川での流量減少予測に対し、導水路ではどうしようもないという話です。元に戻せない問題なので、むしろ、こっちのほうが深刻かもしれません。添付図表1は、現況と導水路完成後の流量予測値を比較した図です。事後調査報告書ではモノクロですので、大井川水資源対策検討委員会の資料からカラー版を貼り付けておきます。添付図表1 南アルプスでの工事概要次の図表2の位置関係を見るのに参考にしてください 添付図表2...

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平成29年版事後調査報告書(導水路案・工事用道路トンネル案・盛土計画案)のおかしいところ

「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【静岡県】平成26年8月」に基づく事後調査報告書(導水路トンネル等に係る調査及び影響検討結果)という、バカみたいに長ったらしい題名の報告書について、問題点をまとめました。【水環境】...

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リニア3兆円財政投融資は保安林解除のためだったりして

南アルプストンネルの静岡県側では、まるっきり環境保全に役立たない環境保全計画がJR東海から出され、それに対して静岡市長より大幅修正を図るよう県知事に対して意見書が出されました。果たして本気で工事を行うつもりがどこまであるのだろう?と思わざるを得ません。しかし同じ南アルプストンネルの長野県側では、既に昨年11月に”起工式”が行われたのに続き、このほど非常口工事のためとして、農林水産大臣より保安林解除の...

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大井川の流量減少問題とは、いつから認識されていたのだろうか?

先週金曜日、「ストップリニア!訴訟」の第3回口頭弁論が開催された。私自身が関わっているわけではないけれども、被告の国土交通省に対し、裁判官が鋭い質問を投げかけたらしい。以下、この質問についての弁護士のコメントを、樫田氏のブログより引用させていただく。法律論として、事業認可の前段階の建設指示や手続きに違法があれば(十分な安全性の議論がなされていなければ)、今回の事業認可手続きの違法性につながるんですか...

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大井川の流量減少問題とは、いつから認識されていたのだろうか? ~~川勝平太静岡県知事の場合~

果たして大井川の流量減少問題とは、いつから関係者の間で認識されていたのだろうか?という疑問の続きです。前回書いたように、昭和49年7月に運輸大臣から国鉄に対し、南アルプスでの地形・地質調査をおこなうよう指示が出されました。国鉄民営化も鉄道総合技術研究所、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が引き継ぎ、運輸省が国土交通省となっても続けられました。JR東海の説明では、大井川での流量調査とは、その一環であったと...

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