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Channel: リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい?
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リニア取消し訴訟へのバッシングについて思うこと

テレビや新聞で報道されたのでご存知の方も多いかと思うが、リニア計画に批判的な住民グループが、国土交通省による中央新幹線の事業認可取消しを求め、訴訟を起す予定だそうだ。(毎日新聞より)http://mainichi.jp/articles/20160513/k00/00m/040/066000c2027年に東京・品川−名古屋間の開業を目指すJR東海のリニア中央新幹線について、市民団体「リニア新幹線沿線...

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伊那山地水収支解析結果 ~大井川の流量減少は異常に大きくない?

熊本で地震が起きたり、訴訟の話が具体化したりと、いろいろあったので忘れておりましたが、去る4月18日、JR東海のホームページに、伊那山地における水収支解析、つまりトンネル工事にともなう河川流量への影響の予測結果が公表されました。http://company.jr-central.co.jp/company/others/chuoshinkansen02.htmlこれで、甲府~飯田間における主要河川に...

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鉄道構造物等設計標準・同解説 耐震設計 ~断層変位は想定外?

5月20日、リニア計画に反対する市民団体が、2014年10月に国土交通大臣から出された中央新幹線の事業認可取り消しを求め、東京地裁に提訴しました。私自身はまだ訴えの全文を読んでおりませんので、訴訟内容にかかるコメントは差し控えたいと思っております。ところで、訴えには時速500キロでの超高速運転は地震時に危険だとする主張もなされています。いくら耐震設計を強化しようと、断層変位が起これば地表ごと構造物が...

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リニア新幹線は、「主要な経由地 赤石山脈(南アルプス)中南部地域の振興」に資するのか?

以下に書くことはヘリクツである。リニア中央新幹線は全国新幹線鉄道整備法に基づいて整備計画が事業認可されたが、その基準を満たしていない 同法には次のような規定がある。第一章 総則 (目的) 第一条...

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静岡県大井川流域はリニア構想による「地域の振興」の対象とならないのか?

一昨日あたりから新聞で一斉に報道されているように、何やらリニア計画に対し、安倍総理(というか自民党そのもの)が積極的に後押しすると言い始めており、今後の成長戦略の目玉になるとのことであります。それから昨日、リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会が都内で開かれ、JR東海の社長を交え、安倍総理の方針を大歓迎していたということです。この同盟会とは沿線の知事から構成されており、JR東海が構想を発表する前から...

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南アルプス非常口って静岡県への余計な災害リスクになるのでは?

全国新幹線鉄道整備法の冒頭部分です。第一章 総則 (目的)  第一条   この法律は、高速輸送体系の形成が国土の総合的かつ普遍的開発に果たす役割の重要性にかんがみ、新幹線鉄道による全国的な鉄道網の整備を図り、もつて国民経済の発展及び国民生活領域の拡大並びに地域の振興に資することを目的とする。 (定義)  第二条...

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大井川毎秒2トンの流量減少は法律の想定外じゃなかろうか?

「発破~!」どっか~ん大量の水がドバドバ!「退避~!」...

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河川法 森林法 市条例 発生土置場はクリアできるのか?

南アルプスでの巨大開発について、河川法とか森林法の観点から調べているのですが、いろいろと興味深い。常識的な日本語読解能力で法律を解釈する限りでは、とてもじゃないけど現行計画は実現不可能なんじゃないかと思うのです。前回記事のように、「流量が利水・自然環境に重大な影響を及ぼしかねないほど減少しかねない。しかも自然環境への影響に対して有効な対策が物理的に不可能。」こんなことが公式文書(環境影響評価書」で明...

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大井川源流域での流量観測結果が初めて公開された

このほどJR東海より、環境影響評価法に基づく事後調査結果が報告されました。静岡県についてはこちらのページに掲載されています。http://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/efforts/shizuoka/index.html法に基づく事後調査とは、簡単に言えばモニタリングのことです。静岡県では水環境と猛きん類とが対象になっています。さて、環境影響評価書...

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熊本地震でトンネルが破壊してしまった

4月に発生した熊本地震。家屋の倒壊や阿蘇大橋の崩落、熊本城の損傷、大規模な斜面崩壊など各方面に大きな被害が生じました。中には、直接、人的被害にはつながってはいないものの、トンネルが崩落したという、土木工学的に重大な被害も生じています。被害を受けたのは西原村と南阿蘇村とをつなぐ俵山トンネル。阿蘇山の外輪山に設けられており、今回の地震を引き起こした布田川断層と交差しているようです。Wikipedeaによ...

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トンネルは崩壊しないしガイドウェイも破損しない前提だから安全?

ついに”純粋な民間事業”とは言い難くなってきたリニア計画。経済成長戦略の目玉として、「財政投融資を活用してリニア開業を8年前倒し」なんだそうな。各方面に評判の悪いマイナス金利でやれることを模索したら、これぐらいしか思いつかなかったのと、関西政財界への選挙対策とを兼ねているのだと思う。「8年前倒し」といっても、それは2020年代後半以降の話。まだまだ10年・20年も先の話なので、喫茶の経済対策と言える...

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情報発信するのなら、それなりに根拠をきちんと調べるべきである。

こりゃおかしいよぉ…という話。先日の参議院選挙の前に、SEALDSという若者グループの代表者である奥田氏がリニアについて”誤報”を流したということで、ネット上でちょっとした騒ぎになっているようである。なお、リニアに関わらず、彼らの主張には共感できるところもあるけれども、そうでない部分も多々ある。彼らを擁護しようとか批判しようという意図はあんまりない(というか関心もない)。発端は、7/6に朝日新聞ウェ...

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重要な問い「これまでの開発による利便性を享受しているのに、なぜ南アルプスのトンネル工事はダメなのか。」

先日14日、東京都内にて登山者による「リニアで南アルプスを壊さないで」というイベントが催されたそうです。その内容については南アルプスは大丈夫?...

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なぜ情報は常に後出し? ―第四南巨摩トンネルってどういう構造なんだ?―

以前当ブログにて、山梨県内に建設される第四南巨摩トンネル(8627m)について、トンネルの規模の割に発生土量が多すぎることから、大規模な地下空間を併設する計画ではなかろうか?という指摘を投げかけました。2016年2月4日 「富士町...

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静岡市 平成27年度南アルプス環境調査

静岡市の行った平成27年度南アルプス環境調査の結果が公表されました。http://www.city.shizuoka.jp/041_000081.html調査の目的としては、「静岡市では、南アルプスユネスコエコパーク地域内で計画されている中央新幹線建設事業の工事実施にあたり、現在の自然環境の状況等を調査しました。」とされています。これにより、これまで南アルプスでの分布が確認されていなかった昆虫が新た...

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論理破綻じゃないの? 南海トラフ大地震と名古屋以西ルートからみるリニア整備計画

リニア計画にGOサインが出たのは2011(平成23)年の5月。この月は中旬にあわただしく次のようなことが決定されました。・国土交通大臣がJR東海を中央新幹線(東京-名古屋間)の営業・建設主体に指名(20日)。 ・中央新幹線を基本計画から整備計画に格上げ(26日)。...

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ホントに東海/南海トラフ大地震を考慮してたのか? 基本計画路線決定過程の新聞記事より

「東海道新幹線沿線に潜在する大規模災害に備えて新幹線を二重系統化する」これがリニア中央新幹線整備計画の意義として、いの一番に掲げられ、平成23年5月に、整備路線へと格上げされました。その後、政府は「国土強靭化基本計画」において、南海トラフ大地震への備えとして二重系統化を推進することを意思表明。そして最近、国が財政投融資という制度を利用して資金を貸し付けることも決定。しかしながら、本当に東海/南海トラ...

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東京-名古屋間の42.8㎞=山梨実験線建設にかかわる新聞記事一覧

高度成長期におけるリニア関係の記事を並べたついでに、現在のリニア構想に直接かかわっている山梨実験線建設に関係する新聞記事も集めてまいりました。既成事実として42、8キロの路線を建設してしまったわけですが、どのような過程を経てきたのか考える一助となれば幸いです。(ひたすら打ち込み続けたので誤記があるかと思います。また、タイトルを紫色で表示したのは26日以降に追加した記事です。)その他の出来事を含めた年...

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JR東海の進め方をユネスコエコパーク制度から考えてみた

長野県での南アルプストンネル工事をめぐり、JR東海が場当たり的な説明を貫き通した挙句、行政にすら事情を知らせずに発生土置場を選定したり、トンネル工事を10月に始めるという表明をしたりと、今まで以上にメチャクチャな状況になっているようです。信濃毎日新聞県内10月にも工事開始 リニア南アトンネル...

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最高裁判決 大鹿村美しい村づくり条例 ユネスコエコパーク

、「守るべき環境の姿」とはどういうものかを考えようと、環境問題について書かれた本を本を読んでいたら、次のような裁判判決文に遭遇しました。火力発電所建設をめぐって争われた裁判について、札幌地方裁判所が昭和55年10月14日に出した判決文です。次のような表現が用いられています。「環境は、…その認識および評価においては住民個々に差異があるのが普通であり、これを普遍的に一定の質をもったものとして、地域住民が...

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