国による調整はムリだろう その2
昨日の続きです。リニアの南アルプストンネル静岡工区が着工できず、2027年開業が遅れる可能性をJR東海が示唆したことで、愛知県知事が「国が前面に出て調整すべきだ」とおっしゃっているそうです。これについて、昨日のブログでは、環境影響評価手続きとの整合性を考えると難しいんじゃないのかなと書きました。https://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1...
View Article静岡県を迂回させればいいじゃん その2
昨日のブログの続き。JR東海、あるいは既成同盟会は、静岡県を迂回するルートを真剣に検討した方がいいと思う。現状がこうなっていて、リニア建設による直接のメリットのない静岡県には環境破壊ばかり押し付ける構図になっているから、利害調整ができないのである。それに加えて、県知事の腹の内に、空港新駅構想だとか南アルプス観光開発といった魂胆があるので、余計な勘繰りを招いてしまっている。そう。静岡県はマジでウザいの...
View Article国立公園拡張構想も国策である
ここのところ、愛知県の大村知事の発言が静岡県内のニュースでも取り上げられるようになってきました。静岡県の川勝知事の言動にえらくご立腹のようですけど、焦っているんじゃないのでしょうか?...
View Articleトンネル湧水の半分は地質確認で発生?
地域振興を求める川勝知事の発言が世間を騒がせていますが、そっちの話はブログ作者にはよく分かりません。あまり思いつきでペラペラしゃべらないでほしい・・・。ところで今月になって、ここ半年余りの審議会での議事録や資料が公開されました。いろいろとツッコミどころが多いようです。http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-050/assess/rinia/kaigi.htmlた...
View Articleなんで情報公開まで7年もかかるの?
今年になってJR東海が県に提出した資料に次のようなものがありました。トンネル湧水を川に放流する際のリスク評価についての質疑です。静岡県中央新幹線環境保全連絡会議 地質構造・水資源専門部会 JR東海提出資料(リンク先PDFファイル 下から2番目)より...
View Article法律に基づく適切な環境配慮がなされてきたのか?
三重県の鈴木知事が、リニア計画は「法律にのっとった環境影響調査(?)が行われてきた。開業が遅れることは絶対にあってはならない」とおっしゃったそうです。(今日の静岡新聞朝刊)これはリニア推進派にとっては墓穴を掘るような発言じゃないのかなあ…と感じました。「環境影響調査」という言葉が、環境影響評価法に基づくアセス手続きのことを指すのか定かでありませんが、とりあえずアセスを含む、着工までの環境配慮手続き全...
View Articleどこの誰がリニアを環境対策に有効だと考えてるんだ?
静岡県での審議に提出された資料の検討を続けようと思ったけど、唐突にぶっ飛んだ文書が出現してびっくらこいたので、そちらを紹介する。6月6日に都内で開かれた「2019年度リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会」の決議文が公開された。...
View Articleリニア環境問題で国に調整を求めるのはムリである
静岡県がリニア本体工事の許可を出さないことで、愛知県の大村知事がいたくご立腹されているそうです。そして、ふたたび「国の調整を…」とおっしゃっているのですが、ということは現段階では(表向き)国の調整は始まっていないということなのでしょうか。リニア工事の溝埋まらず 愛知県知事「今まで言ってたことを、また言っていた」 静岡県副知事の説明で テレビ静岡 7/8(月)...
View Article雨畑ダムというパンドラの箱
富士川の濁りの主な発生源と目されている山梨県早川町の雨畑川。その渦中にある雨畑ダムから、実にさまざまな問題が噴出してきました。●不法投棄(汚泥、生コンクリート) ●水質汚濁 ●堆砂(堆砂率90%以上、既に水害が発生) ●情報隠し?その1(地元漁協に大金を支払っていた意図は?)...
View Articleデイリー新潮 これはフェイクニュースだろう
おっそろしく、くだらない記事を見つけたので全文コピー。リニア中央新幹線トンネル工事にストップをかける静岡県知事の「思惑」https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190719-00572329-shincho-bus_all&fbclid=IwAR1Htd2tVOV9poDHV4nmSMaJLzALm8L2IHtbWN_nO-uQzD5lIThoEO...
View ArticleJR東海は質問に答えていないのである
JR東海 大井川水資源検討委員会資料より 6月6日に、静岡県からJR東海に対して「中間意見書」が出され、7月12日に、JR東海から「回答案」が出されました。どちらも県庁ホームページで公開されています。http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-020.html回答案に対する県の反応は次の通り。7月18日静岡新聞 朝刊...
View Article読売新聞静岡版のおかしな記事
ここ一月あまり、リニア関連記事検証コーナーのようになってしまってますが、またも8月8日読売新聞朝刊に気になる記事がありました。 (静岡県版だけに掲載された記事かもしれません。)「完全な対策 限界ある」 検討委・名大教授 JR東海が設置した大井川水資源検討委員会の委員として、リニアの建設が大井川の水量や環境に与える影響を議論した戸田祐嗣・名古屋大学教授(河川工学)に話を聞いた。...
View Articleくだらない記事が多すぎるのである。
わけのわからない記事があまりにも多いのである。JR東海と静岡県のリニア中央新幹線未着工問題、国が調整に乗り出すhttps://news.mynavi.jp/article/railwaynews-186/?fbclid=IwAR0qICfIyTWLavV0CZ8I8coACsCGvydVytsa2ofvWUXpC2DGkV1b9u2acjI静岡県がJR東海に対し、大井川水系の減水問題解決を理由にリニ...
View Article「現代ビジネス」 間違いだらけのリニア記事
昨日(15日)配信されたリニア関係の記事もひどい内容であったので、またファクトチェックおよび疑問提起。現代ビジネス JR東海・静岡「リニア問題」第2ラウンドへ…国交省参戦の行方 8/15(木) 11:00配信...
View Article準備書発表前に地権者と水面下交渉?
パソコンの中を整理していたら気になる資料が出てきた。南アルプスの静岡県側に広大な土地を所有する特殊東海製紙の「2012年3月期決算説明会」とある。https://bit.ly/2HdOrlrJR東海が、発生土を大井川上流域に置き去りにする意向であることが明らかにされたのは、2013年9月の環境影響評価準備書である。2011年9月の方法書段階では、どれだけの土砂が出て、どう処分する意向であるか、全く不...
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